長野県に避難している方、

これから避難・保養を考えている方の

当事者ネットワークです。

支援団体としてのミッション終了について

手をつなぐ3.11信州は、311以降に長野県内に避難している親子の孤立化を防ぐために、「避難者集まりませんか?」と呼びかけをしたことがきかっけで、2012年1月15日に正式発足した任意団体です。当初の避難者は不安だらけの中でとにかくどうしたらここで生きていけるかという状況でした。ですからやらなければならないことはいっぱいあり、それらを3つのミッション「つなぐ、ささえる、よびかける」という柱を立て、活動をしてきました。
この5年間の間には様々なことがありました。
たくさんの避難者が交流を持ち、情報を持ち寄り案内し、支援物資を集めて届け、引っ越しを手伝い、保養の受け入れをし、ともに笑ったり泣いたり、時には怒ったり、訴えたりしてこれたのは、多くの皆様の励ましや支援のおかげです。
ですが、5年たつことで私たちの多くはそれぞれが抱えている課題によって、状況に差が大きく出てくるようになりました。
ある家族は帰還を選択し、ある家族は別の場所に移動し、避難から移住へと足場を固めた人、今もまだ不安定なままでいる人、移住はしても避難前の場所に課題を残したままの人、職場が安定し経済的に見通しの立つ人、むしろ問題が増えている人など、当事者のボランティアではとても対応不可能なひとたちが取り残されていくということも起きています。
ある程度そういう状況を予測し、事務局では数年前から松本を中心とした様々な相談支援・直接支援を行っている福祉関係者と協働を行うようにしてきました。
そして、そろそろ私たちの団体がメインで支援活動をするということは、終了にしようということになりました。
当事者にとって最大の目標は、信州でしあわせに生きるということです。そのためのつながりはたくさんできました。
避難だけでなく保養の受け入れを積極的に行ってくれる「子ども信州ネット」というネットワークも2013年にはでき、新たな避難相談や保養の受け入れをしてくれる人たちもいます。
当事者でなければできなかった思いの発信は、必要があればまたさせていただくこともあるでしょう。ですが、団体を維持し対外的な報告や会計の管理という重荷は降ろさせてください。
2017年1月14日、現在正式な登録がされているメンバーに案内し、ささやかな支援団体主催としての最後の交流会を行いました。
子どもの学校のことや食生活のこと、健康のことなど話は尽きませんでした。
これからも私たちはお互いに励ましあいながらたすけあいながら前を向いて進んでいこうと思っています。団体としての枠が取れることで、逆に自由に動けることもあります。
どうかこれからも私たち避難してきた親子を温かい目で見守り続けていただきたく思います。
もうすぐ311から丸6年を迎えます。健康被害はこれからどんどん目に見えてくることでしょう。終わったわけではないのだということも忘れないでください。

これから約半年かけて、整理の作業に入ります。これまでの活動の報告書も作りたいと考えています。

そして、今後の支援や相談に関しては、「子ども信州ネット」HPのお問い合わせの方からお願いいたします。

http://kodomo-shinshu.net/

どうもありがとうございました。

3.11以降、多くの被災者が長野県に避難してきています。原発からの放射能汚染は、福島だけではなく、東北・関東にも広がってきています。

 

私たちは被災地域を限定することなく、いのちを守るために長野に移住・避難した方がお互いに支え合いながら、支援者や地域の方とともに、ハッピーな信州暮らしができることを目指しています。